季節の変わり目を感じるこの頃ですが、皆様、如何お過ごしでしょうか?
今日は現在建築中の現場のご紹介!
こちらは大正9年新築!!されたお住まいの建て替え工事です。
今回敷地に農地があり、その部分の測量や分筆、非農地など土地の整理から携わらせて頂きました。
また、先代の思い出の建具や板があるという事で、そちらは新築時にもどこかで使用する予定です!
解体後、地鎮祭を執り行います。
お施主様ゆかりの神主様にお願い致しました。
お施主様にも色々ご参加頂き、土地の神様に工事の報告をし、了解を得ます。いよいよ建物工事が着工いたします。
基礎ができると、建て方が始まります。
棟梁に大工の人数を集めてもらい、一気に屋根まで造っていきます!
二階部分の床の骨組みです。 一階二階ともイゲタ状に組み上げ、この上に24mmのヒノキ合板+床材を施工しますので、たわんだりせず揺れにも強くとても丈夫です!
解りづらい写真ですが…、柱がきちっと水平垂直に建っているか確認、調整しながら作業を進めます!屋根の下地材、野地板と呼ばれる部分にも本物の木を使用します。 湿気がこもったり、万が一の屋根からの水の浸入時にも、本物の木でしたら、更けたりせず安心です。瓦屋根の施工中です。 黒いアスファルトルーフィングという防水シートの上に、瓦を釘止めする下地を取り付けてます。
瓦一枚一枚、下地に止めますので、地震などの揺れでもずれたり落ちたりしません!
屋根がかかった所で、上棟式を行います! 棟梁がおこなう四方固めのひとコマ。
すっきり平板瓦です。 瓦の耐久性や遮音性、断熱性など性能は和瓦と同じですが、棟を積まないので崩れたりすることなく、メンテナンスも容易になります。
外壁側の茶色ボードは、ハイベストウッドという構造用耐力面材です。 揺れを防ぎ、さらに丈夫なお住まいになります!
グラスウールという断熱材を、壁、天井に敷き詰めていきます。 こちらは屋根裏部分です! 構造上梁が出ますが、屋根裏のスペースを有効活用!
ハイベストウッドに透湿防水シートを貼り、通気層を作り、外壁材を施工! グッと完成に近づいた感が増します。
もともとのお住まいで使用していた建具です。 新築にもどこかで使用します!
床の下地には、24mmのヒノキ合板を使用しています。 弊社の山の桧を、宮城県の合板工場に持っていき加工してつくられます!
柱や梁で強度にみたない材は、力のかからない下地材など他の箇所で使用します。
乞うご期待下さい!
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鹿沼市、栃木市等で建築最中のすぎ、ひのきの香りに包まれた現場もご案内できますので、気になる方はお気軽にお問い合わせ下さい!
info@tochimou.jp
0289-84-0036 (担当:おおさわ)
以上